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【課題研究】金融教育 公開授業6校時 「そのライフプランほんとにできるの?」


 6校時目は、渡邊 涼 教諭による行動経済学を基にした講義でした。
「人間は1日に何回意思決定をしている?」
「意思決定は何から影響を受ける?」
「検索結果が3千件以上もあるティッシュペーパーを、全部詳細に検討して買う?」
「1本500円もする自動販売機で飲み物を買う?」
「推しのライブのチケットを無くしてしまった…。買いなおす? 買いなおさない?」
「クッキーを販売する、配布する、どちらの方が先に全部なくなると思う?」
など、我々の意思決定は多くの影響を受けていることが解りました。
 人間はなんと矛盾し、なんと非合理なのでしょう。
 
 先生から投げかけられた多くの問いは、自分を見つめなおし、自分をよく知ること、へ収斂していきました。
 
 研究員たちはこれから自分たちのやってみたい金融行動について各自で綿密に調べ、自分の「ライフプラン」を、自分だけの「実行計画書」に書き換える研究をします。卒業後、すぐに実行計画書に則って金融行動を実行するために。
 
「そのライフプランほんとにできるの?」
この皮肉めいた問いに対する回答が、
「この実行計画書があればできます!!」
という自信と希望に満ちた回答です。
 
 同教諭によると、
ただの想像した絵画ではなく、実際に絵を描いて欲しい、
そのためには更なる知識の向上と技術の獲得をして欲しい、
とのこと。
 
「想像することが、創造に繋がる。そのために必要なのは技術である」
そんな想いが詰まった講義でした。

みんなにも読んでほしいですか?

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